仕事は続かないけれど好奇心を探究していくブログ

1995年2月9日生まれ。現在22歳のフリーター。これまで一年続けた仕事はありません。日々自分には何が出来るのか、今後どのように生きていったらいいのかを模索しています。好きなものは洋画と洋楽(ロック、ヒップホップ、ダンスミュージックなど)また語学が好きで、英語と韓国語独学中。コリアンミュージックが好きで特にBTSとB.A.Pが好きです。

「なんで」じゃなくて。

先日出勤した際、店長とこんなやりとりがあった。

私は某大手ドラッグストアにパートとして勤めていて、レジ打ちの他に生理用品とベビー用品コーナーを担当している。商品の発注や、ポップを書いたりなどだ。

私はその時ポップを書いていた。足音が横でつかつか聞こえてきた。店長だとすぐに分かった。

店長は私にメリーズの在庫はもう無いのかと聞いた。

メリーズのある棚は、空になっている。最近中国人らしき女性が毎日買いに店に来ていて、その日も同じ女性が数回に分けて棚にあるだけ全て買っていったところだった。

私は、新生児とテープMだけあります。と言った。すると店長は、


「なんでやらないの?(なぜ補充しないのか?)」

とキレ口調で訊ねた。

私は少し間を開けた後にこれからやろうと思っていたので。とだけ呟いた。

「なんで?」私は店長のその言葉がひっかかった。

私には2個下の妹が一人いる。お互いいるのが当たり前の存在で私が唯一信用できる人間だ。

すごく些細なことなのだが、私と妹が、共に階段を登っていた。妹が先で、私が後ろ。

先に階段を上がり終えた妹が、癖で電気を消してしまった。私の周りはそれまでの明るさから一気に暗くなる。
そこで私は妹に叫んだ。

「ちょっと''なんで''電気消すの!」

ごめーん癖でさー。と妹はへらへらと軽く笑ってまた電気をつけた。

なんで?

これは本当にしょうもない日常の1シーンなのだが、私は自然に「なんで」と使ってしまっていた。

私は理由を聞きたかったのだろうか?

なんでと聞くのは、こうだからこうと理由が知りたいからだ。私はここで妹が電気を消した理由が聞きたいのだろうか。

違う。

これは言い換えれば

「(まだ登っているのだから)電気を消さないで。」

となる。

まあこれは言い方の問題だろう。

店長のように

在庫はあるか?→ある→なんで補充しないのか?

と言うか

在庫はあるか?→ある→じゃあ補充しておいてください。

と言うか

同じ内容でも言われた側の気持ちは真逆だろう。


理由が知りたいわけじゃない疑問はぶつけず、率直に自分の気持ちを伝えようと思う。